泰清山 窓安寺
天台宗寺院
令和6年/年内行事
◻︎11月10日(日) ※無事終了いたしました。
天台大師報恩講(霜月会)
◻︎12月31日(火) 午後11時半~
大護摩供 於/不動堂
-更新-11.20 お知らせ 9.9 北陸不動霊場窓安寺
福井県越前市にある朝倉氏とゆかりの深い天台宗寺院で、天文2年(1533)にこの場所に移ったと伝えられています。
山門をくぐった左手奥に市指定文化財の石造不動明王と地蔵菩薩が並んでおり、どちらも西暦1560年の室町後期、朝倉氏時代に造られたものとされ、不動明王は2.3m、地蔵菩薩は2.15mと当時の石仏としては大変大きく、とても珍しいといわれています。
また、本堂には恵心僧都の作と伝えられる三尊立像、境内左手にある不動堂には伝泰澄自作の腹籠不動明王も安置されており、一年を通し定期的に法要を修しております。皆様のご参拝をお待ちしております。
お知らせ
ー窓安寺に関する情報を随時更新中-
2024.11.20
『能登地震一周忌法要のお知らせ』
ここ数日急に冷え込んできましたがお風邪などめされていませんでしょうか。
さて、まもなく師走ということで月日が経つのは本当に早いものです。あとひとつきもすると、元日に未曾有の被害に見舞われた能登半島地震から1年がたちます。
天台宗北陸教区では、金沢の会場になりますが発災1年を前にした12月1日に地震物故者一周忌法要を執り行います。以下、朝日新聞の石川県や福井の地域面にお知らせの記事を書きました。
皆様から集めさせていただいた浄財も、当日の托鉢に加えさせていただきます。
ご参拝自由ですので少し遠いですが、お知らせいたします。"能登地震一周忌法要を12月1日金沢で 天台宗の僧侶約50人参集"
https://www.asahi.com/articles/ASSCK41B5SCKPJLB001M.html2024.11.9
まだ境内の銀杏の葉は青々としていますが、朝晩の冷え込みに深まる秋を感じます。
さて明日11月10日14時から天台大師講を執り行います。多くの業績を残し智者の忌名を賜った大師のご遺徳を、名文のご和讃を皆さんとお唱えして偲びたいと思います。
法話は住職の弟、智英が「止観」をテーマにお話しさせていただきます。
どうぞお参りください。2024.10.21
皆様へ
この度、第11回日展におきまして、おかげさまで二度目の特選受賞の運びとなりました。
前住職の父の、私への遺言のようでもありましたので、このように墓前に良い報告が出来、あたたかく我々を見守って下さった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
以後は日展にて無鑑査となり、より自身の絵を深めていけるよう新しい挑戦をしながら、微力ではありますが画業と共に窓安寺の護持繁栄の為に邁進して参りたいと思います。
今後共、何卒宜しくお願い申し上げます。ご報告と共に心より御礼申し上げます。
久保尚子拝
2024.10.6
『観音講のお知らせ』
先日のお彼岸の日に、檀家さんが六地蔵の前掛けを新調してくださいました。
境内の彼岸花も咲きそろい、ようやく秋を感じられるこの頃となりました。
さて、10月13日午後1時30分より不動堂にて観音講を執り行います。
お唱えする御詠歌は「光る君へ」にも登場する花山院が再興し広めたものとも言われています。
各所の名刹を表現した御詠歌を唱えていると、本当にお寺を巡っているような気持ちになれます。ご一緒に御詠歌をお唱えしませんか。
皆様のお参りをお待ちしております。 合掌
2024.10.5
9月22日の秋季彼岸中日会法要にて、8月に得度をした智泉(小6)が初出仕いたしました。
お暑い中多くのご参拝を頂き、またあたたかいお言葉をかけて頂き誠に有難うございました。
一同、前住職の遺志を継ぎ、窓安寺の護持繁栄のため一層邁進して参る所存でおります。これからも何卒変わらぬご教導を賜りますようお願い申し上げます。
季節の変わり目、皆様にはどうかくれぐれもご自愛下さいませ。
心より 合掌
2024.9.20
『秋季彼岸中日会のお知らせ』
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市で昨年秋に開催された奥能登国際芸術祭2023。
写真はそのなかでも常設作品として人気を誇る塩田千春さんの作品「時を運ぶ船」なのですが、僧侶としての性なのか、第一印象は彼岸花みたいだな、というものでした。
残暑厳しい今年の秋のお彼岸には彼岸花を望むのは難しそうですが、窓安寺では例年通り秋季彼岸中日会を営みます。
連休の中日にはなりますが、9月22日(日)午後2時からです。
法話は住職が「往生」をテーマにお話しする予定です。どうぞ、皆様のお参りをお待ちしております。 合掌
2024.9.11
記者でもある住職の久保智祥が、他宗派のお話ですが能登の被災地で活躍するお坊さんたちの話を記事にいたしました。
”僧侶が「出張居酒屋」を開いたワケ ビール片手にはじける笑顔” :朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASS942JXCS94PJLB008M.html
※窓安寺公式LINEにて、9月12日 15:00まで全文無料でお読みいただけます。
2024.9.7天台宗福島教区が発行している教区報を、北陸教区の宗務所長様が送ってくださいました。
そのなかには、5月下旬に開かれた布教師研修会の様子を伝える記事があり、6月9日に急逝した先住の久保智康がにこやかに講演する写真も掲載されていました。
同じ号の表紙には比叡山延暦寺根本中堂に掲げられている『傳教』の勅額の写真も掲載されていました。その意味は教え伝えよだと、福島教区の横山大哲所長は指摘しています。
そう思うと、先住の生涯も、まさに教えを死ぬ直前まで伝える使命を果たしたと言えるのではないかと思わずにはいられません。
9月22日午後2時からの彼岸中日会では、そのあたりの法話をさせていただこうと考えています。 どうぞ、ご家族お揃いでお参りいただけると幸いです。 合掌
2024.8.20
本日8月20日、比叡山延暦寺にて長男智泉(11歳)が大樹孝啓天台座主猊下のお剃刀を受け得度させていただきました。
本人もこれより精進いたしますので、法要などに出仕の際は温かくお見守りいただけますと幸いです。
一同共に、今後共何卒宜しくお願い申し上げます。 合掌
2024.8.15
住職交代後、初めての旧盆の棚経を無事にお勤めさせていただきました。
ご先祖への供養は回向といいまして必ず皆様の平安に返ってくるものです。
どうぞこれからも大切にご供養を続けていただければと思います。
ご家族でお墓参りの折りには、お寺へもどうぞお顔を見せていただき、近況などおうかがいできると大変ありがたく存じます。
また、今回棚経でお伺いした皆様から、先住へのお悔やみや、思い出話をたくさんしていただいて、感謝するとともに、しっかりと後を継いでいかなければと思いを新たにしました。
皆様も暑い日が続きますので、どうぞご自愛下さいませ。 合掌
2024.8.10
この度、窓安寺の公式LINE にご登録頂いた方に、行事のお知らせと共に掲載記事などの配信をはじめました。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
※当ホームページ media でも一部をご覧いただけます**2024.8.7
本日、御寺様、檀家様方のご協力を賜りながら、新住職の導師にて無事盂蘭盆及び永代経施餓鬼供養を執り行いました。お暑い中ですがご参詣頂きました多くの皆様に御礼申し上げます。
またこの度、檀家K様の御厚志にて内陣用の椅子誂えを美しく作製頂きました。
重ねて御礼申し上げます。
時節柄、皆様におかれましては何卒お身体に気を付けて、佳いお盆をお過ごし下さいませ。 合掌
2024.7.30
去る6月9日に窓安寺住職 久保智康が享年65歳にて急逝いたしました。
泰賢至心院講司権大僧正法印智康大和尚の葬儀に際しましては、皆様よりご丁重なご厚志を賜り厚く御礼申し上げます。
おかげさまで、7月27日に四十九日の満中陰法要を無事営む事ができ、重ねて厚く御礼申し上げます。
つきましては、この度、副住職でありました久保智祥が、7月11日付をもって、天台座主より窓安寺住職を拝命しましたことをご報告します。これよりは、故人の遺志を継ぎ窓安寺の護持繁栄のため邁進する所存ですので、変わらぬご教導を賜りますようお願い申し上げます。
なお、今後の寺院運営について、皆様のご協力もいただきながら、当面下記のようにいたしたく、ご案内いたします。
◇今後の年間行事について年中行事の日程表にあるものは記載の通り行います。
◻︎8月7日(水) 午後2時~
盂蘭盆並びに永代経施餓鬼会
◻︎9月22日(日・祝) 午後2時~
秋季彼岸中日会
◻︎10月13日(日) 午後1時半~
観音講
◻︎11月10日(日) 午後2時~
天台大師報恩講(霜月会)
一方、毎月28日の不動堂護摩供については、回数を減らし12月31日~1月1日初護摩、2月3日節分会、5月27・28日不動堂祭礼に厳修させていただきます。何卒宜しくお願い申し上げます。
皆様のご健康を心より祈念申し上げます。 合掌
沿革
当寺は白山を開いた泰澄大師が、奈良時代の養老年間(1300年前)に、今の福井県池田町野尻の山間に創建した。
室町時代、天文二年(1533)に、朝倉氏家臣の小泉氏が寺地を寄進し、真秀上人が現在地に窓安寺を中興開山。
以来、朝倉家菩提寺となり、天台宗の法灯をともし続ける。
正面の本堂には、恵心僧都の作とされる本尊の阿弥陀三尊像を安置する。
木造の不動堂本尊は腹籠(はらごもり)不動明王と称し、厨子内に立つ不動明王立像・二童子像(江戸初期)の不動像胎内に込められるのは伝泰澄自作とされる秘仏で室町時代の造像(いずれも越前市指定文化財)。両脇壇には西国三十三所観音像を祀り、江戸後期から明治時代には地西国三十三所の六番札所であった。
堂前の祠内に立つ石造不動明王・地蔵菩薩像(室町時代、いずれも越前市指定文化財)は、市内最古にして最大といわれ、後者に永禄三年(1560)の銘を刻む。
鐘楼横には朝倉景鏡の供養塔も立ち、越前の歴史を各所に刻んでいる。
北陸不動霊場
第三十二番札所
御朱印
不動堂にて頒布、あるいは直接お書入れいたします
※書き置きも手渡しのため、要事前連絡護摩供
天台密教の秘法とされる護摩祈祷は、火中に供物を投じることで本尊様をご供養し、そのご加護を心より願う儀式です
「護摩修行」とも呼ばれ、祈願主はこの修行を通して精神の向上に努め、様々な願い事の成就をお祈りします
窓安寺不動堂では定期的に護摩供を修し、皆様の祈願成就と安寧をお祈りしております
※ご参拝時にお書き入れ頂く護摩木を用意しております
media
関連記事 (抜粋)
◻︎一隅を照らす 天台宗〈公式サイト〉
天台宗について
『法話集 No.202』 (文)久保智祥
◻︎朝日新聞デジタル 2024年9月7日付 (記事) 久保智祥
連載 『 with NOTO 能登の記者ノート』より
◻︎朝日新聞 2024年8月10日付 (記事) 久保智祥
テーマ特集<能登半島地震> 『能登のお盆』
◻︎朝日新聞デジタル(コラム)久保智康
『仏教文化香る 寺々訪ねて』
『一瞬一瞬の時間 大事に』
◻︎書籍 2021年9月刊行 東京美術
『もっと知りたい延暦寺の歴史』
◻︎KBS京都 2017年2月12日放送
比叡の光『国宝根本中堂を語る』
◻︎天台ジャーナル 2005年10月1日付
京都国立博物館 天台宗開宗1200年記念
『最澄と天台の国宝展』特集 第4面
アクセス
《窓安寺への行き方》
〒915-0825 福井県越前市南3丁目1-5
JR「武生」駅より徒歩20分、新幹線「越前たけふ」駅よりタクシーで15分
門前には中華そば・ソフトクリームで人気の吉田食堂をはじめ、近隣には上総社、いわさきちひろの生家「ちひろの生まれた家 記念館」、大河ドラマで脚光を浴びている紫式部公園、かこひろし氏監修のだるまちゃん広場など折々のスポットに溢れ、武生ならではの散策を楽しめます
また近郊には、越前和紙の里、打刃物のタケフナイフビレッジなどが広がり、伝統産業と越前の文化を間近に体験出来る施設も充実しています
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